「安倍首相のトランプ米国大統領とのゴルフ中の映像についての削除依頼に関する質問主意書」希望・大西健介君(衆)
先日の米国トランプ大統領訪日は、好きなものを食べさせて、ゴルフの相手をして、宴席にリクエストのあった芸人を招き、米国製武器購入のお土産を持たせて送り出すという、「よくみろアメリカ人、これが接待だ!」のような献立だったと思います。
ゴルフでは、トランプ大統領についていこうと慌てた安倍総理がバンカーですっころぶというアクシデントもありましたが、私は「首相にもなって走り回らないといけないなんて、大変な仕事だなあ」と、がんばるお父さんを見る小学生並みの感想を抱きました。
さて、そのアクシデントの動画について、「官邸が削除要求をしているのでは?しているのならば理由を明らかにされたい」との、言論の自由を守っているつもりなのかクソリプなのだか判然としない質問主意書が、希望の党の大西健介代議士から提出され政府の答弁書が出ました。右紹介する。
安倍首相のトランプ米国大統領とのゴルフ中の映像についての削除依頼に関する質問主意書
去る十一月五日、安倍首相が来日中のトランプ米大統領と埼玉県川越市の霞ヶ関カンツリー倶楽部でゴルフをした際、バンカーで転倒した映像をテレビ東京がニュースで放映したところ、その映像が動画投稿サイトにアップされ、インターネット上に拡散している。
この映像に関して、一部メディアが「官邸側は削除依頼を繰り返しているようですが、クリックが稼げるためか、次々に同じ映像がアップされて消えません。」と報じているが、
一 官邸が削除依頼をしたという事実はあるか。また、仮に、削除依頼をしたことが事実である場合はその理由を明らかにされたい。
二 政府がテレビ局に対して、この映像を使わないように働きかけたり、削除依頼を行うよう求めたことがあるか。ある場合には、同じくその理由を明らかにされたい。
衆議院議員大西健介君提出安倍首相のトランプ米国大統領とのゴルフ中の映像についての削除依頼に関する質問に対する答弁書
一及び二についてお尋ねのような事実はないと承知している。
「知らん」の一言、適当な抱負事項すらついていない、いいクソ答弁でした。この質問は、安倍総理のバンカー転倒が公式に記録として残ってしまったことが、いちばん面白いポイントではないかと思います。