国会「好・珍質問主意書」

本ブログは、衆参両院に提出された質問主意書と答弁書の中から、「これは」というものを、独断と偏見で選び、面白がる目的で設立しました。

豆知識

「国勢調査における同性パートナーの取扱いに関する質問主意書」国民・ 源馬謙太郎君(衆)

「同性パートナー」は地方自治体レベルでの条例制定が各地で進むなど、「流行り」のトピックスという印象があります。個人的には、兵庫県宝塚市の例は、「想像される絵面がいいな」と感じました。 さて、質問主意書ですが、基本的に法令や閣議決定で定義され…

「二日酔いが病気であるか否かに関する質問主意書」立民・熊谷裕人君(参)

私は「持病は」と聞かれると「二日酔い」と答えることにしていますが、「二日酔いは病気なのか?」という珍質問を、前国会で立憲民主党の熊谷裕人参議院議員(埼玉県)が提出していました。 「聞いてどうするんだ」という気のする典型的なクソリプ質問主意書…

「日本の首都に関する質問主意書」立民・逢坂誠二君(衆)

この質問は、立憲民主党の逢坂誠二代議士(北海道8区)によって主意書が提出されたときから楽しみにしていたのですが、今日答弁書が公表されました。 日本の首都はどこか? 常識的に考えれば、もちろん東京です。しかし、世の中にはそれに異を唱える勢力が存…

「台湾の実効支配に関する質問主意書」大地・鈴木宗男君(衆)

『広辞苑』で台湾が中華人民共和国の一部として取り扱われていることで、なんだか炎上していますが、一応、日本政府公式見解に関する質問主意書を数本、紹介します。 平成18年、鈴木宗男代議士が提出した、「台湾の実効支配に関する質問主意書」。「帰属」で…

「日本共産党と「破壊活動防止法」に関する質問主意書」民主(当時)・鈴木貴子君(衆)

今回は、過去のものから。平成26年に当時民主党に所属していた鈴木貴子代議士(北海道7区)が提出した、「政府は今でも日本共産党は、暴力革命をやらかす危険のある団体と認識しているのか」という質問主意書をご紹介します。 鈴木貴子代議士といえば、質問…

「太平洋戦争中の中華民国国民政府の性格に関する質問主意書」大地・鈴木宗男君(衆)

けっこう古い、平成19年に鈴木宗男代議士(当時)が提出した、大東亜戦争期の「中華民国」って誰よ、日本との関係はどうなの?という、最高な質問です。本当に素晴らしい。よくぞ聞いた。右紹介する。 太平洋戦争中の中華民国国民政府の性格に関する質問主意書…

「ヒロポン等の製造並びに中毒患者に関する質問主意書」日共・池田峯雄君(衆)

今回は歴史的文献、占領下にあった昭和25年に当時日本共産党の池田峯雄代議士より提出された、ヒロポンに関する質問主意書です。覚せい剤取締法施行前のこの頃、シャブは合法でした。 ヒロポン中毒、シャブ中が巷に溢れているが、これどうよ、という当たり前…

「大東亜戦争の定義に関する質問主意書」鈴木宗男君

今回は少し古く、第一次安倍内閣の頃。何度も再質問を出すことで有名、ある意味質問主意書界の「レジェンド」である、鈴木宗男衆議院議員(当時)によります、「大東亜戦争って何?」「大東亜戦争って呼称を使うことは適切?」という質問主意書です。 「聞い…