好質問
私個人として最も好きな我が国の現行法は、物価統制令(昭和21年勅令第118号)です。 支那事変(本ブログにおいて所謂「日中戦争」呼称は昭和12年9月2日閣議決定「事変呼称ニ関スル件」に準拠する)中に制定された価格等統制令にかわって占領下に制定された…
ここ数日も、辻元清美代議士に対して安倍総理が「意味のない質問だよ」と野次ったことが話題になっていますが、安倍総理の野次好きは前からのこと。 昨年の第200回国会で立憲民主党所属の熊谷裕人参議院議員(埼玉)が、「国会議員の国会での発言については…
労働組合=左翼の隠れ蓑、という偏見を抱いている人は世に少なくないと思います。 民進党の川合孝典参議院議員(比例区)より、「JR総連系労組にはテロリストである革マル派が浸透している、取り締まるべし」という質問主意書が提出されました。 川合孝典議…
この質問は、立憲民主党の逢坂誠二代議士(北海道8区)によって主意書が提出されたときから楽しみにしていたのですが、今日答弁書が公表されました。 日本の首都はどこか? 常識的に考えれば、もちろん東京です。しかし、世の中にはそれに異を唱える勢力が存…
『広辞苑』で台湾が中華人民共和国の一部として取り扱われていることで、なんだか炎上していますが、一応、日本政府公式見解に関する質問主意書を数本、紹介します。 平成18年、鈴木宗男代議士が提出した、「台湾の実効支配に関する質問主意書」。「帰属」で…
今回は、過去のものから。平成26年に当時民主党に所属していた鈴木貴子代議士(北海道7区)が提出した、「政府は今でも日本共産党は、暴力革命をやらかす危険のある団体と認識しているのか」という質問主意書をご紹介します。 鈴木貴子代議士といえば、質問…
昨年末に閉会された参議院第195回特別国会では、野党議員から57本の質問主意書が内閣へ提出され、答弁書が出されました。 会派別では、民進党25本、立憲民主党14本、沖縄の風6本、日本共産党3本、社会民主党3本、自由党3本、国民の声3本。 全体的に、時事問…
平成29年も、あと数時間で終わろうとしています。「国難突破解散」後の首班指名のため11月に召集された第195回特別国会も閉会され、本国会の質問主意書と答弁書も出そろっています。 年が明けると第196回通常国会が召集されるため、本国会の質問主意書が過去…
けっこう古い、平成19年に鈴木宗男代議士(当時)が提出した、大東亜戦争期の「中華民国」って誰よ、日本との関係はどうなの?という、最高な質問です。本当に素晴らしい。よくぞ聞いた。右紹介する。 太平洋戦争中の中華民国国民政府の性格に関する質問主意書…
今回は歴史的文献、占領下にあった昭和25年に当時日本共産党の池田峯雄代議士より提出された、ヒロポンに関する質問主意書です。覚せい剤取締法施行前のこの頃、シャブは合法でした。 ヒロポン中毒、シャブ中が巷に溢れているが、これどうよ、という当たり前…
最近話題の、北朝鮮から漂着する木造漁船に関連した質問主意書を、おなじみ立憲民主党の逢坂誠二代議士が2本提出、答弁書が公開されました。なんだか逢坂代議士ファンサイトみたいになっていますが、質問主意書提出件数自体が多いですからね。 質問自体がい…
今回は、少し真面目なものを一つ。最近ホットな「民泊」について、民進党(当時)辻本清美衆議院議員が、民泊の商売敵と目される日本中小ホテル旅館協同組合の声明をぶつける形での質問主意書を、今年5月に提出しました。 オリジナリティはありませんが、そ…
今回は少し古く、第一次安倍内閣の頃。何度も再質問を出すことで有名、ある意味質問主意書界の「レジェンド」である、鈴木宗男衆議院議員(当時)によります、「大東亜戦争って何?」「大東亜戦争って呼称を使うことは適切?」という質問主意書です。 「聞い…