2017-01-01から1年間の記事一覧
平成29年も、あと数時間で終わろうとしています。「国難突破解散」後の首班指名のため11月に召集された第195回特別国会も閉会され、本国会の質問主意書と答弁書も出そろっています。 年が明けると第196回通常国会が召集されるため、本国会の質問主意書が過去…
けっこう古い、平成19年に鈴木宗男代議士(当時)が提出した、大東亜戦争期の「中華民国」って誰よ、日本との関係はどうなの?という、最高な質問です。本当に素晴らしい。よくぞ聞いた。右紹介する。 太平洋戦争中の中華民国国民政府の性格に関する質問主意書…
今回は歴史的文献、占領下にあった昭和25年に当時日本共産党の池田峯雄代議士より提出された、ヒロポンに関する質問主意書です。覚せい剤取締法施行前のこの頃、シャブは合法でした。 ヒロポン中毒、シャブ中が巷に溢れているが、これどうよ、という当たり前…
最近話題の、北朝鮮から漂着する木造漁船に関連した質問主意書を、おなじみ立憲民主党の逢坂誠二代議士が2本提出、答弁書が公開されました。なんだか逢坂代議士ファンサイトみたいになっていますが、質問主意書提出件数自体が多いですからね。 質問自体がい…
時事問題について内閣へ「これどうなの」とリプを飛ばしては、「質問で使用している語句の定義がわからん、以上」と回答されている立憲民主党の逢坂誠二代議士ですが、先日本ブログでも紹介した「 第三の性に関する質問主意書」については腹に据えかねたよう…
質問主意書には、様々な種類があると思います。ざっと分類すると、こんな感じではないでしょうか。 1.議員がニュースを見て思ったことを内閣へリプライする「クソリプ質問」 2.議員が「そういや、これってどれくらいあるの?」と思いついたことを内閣へ…
またまた、民主党(当時)の長妻昭代議士による過去の珍質問主意書です。いや、過去の質問主意書でここまで面白いものを発掘させていただけるあたり、もう好質問としてもいい気すらしてきます。ラジオ番組のハガキ職人的なアレだと思います。 今回ご紹介する…
今年3月、令状を得ずにGPS位置情報端末を取り付ける警察の捜査は違法であるとの判断を、最高裁が下しました。 「とのことだけど、で、お前ら警察はどうするの?」という質問主意書が、希望の党所属の階猛衆議院議員より提出されました。「あーあ、ついに来ち…
先日、「キャリア官僚のエリート度に関する質問主意書」をご紹介しましたが、長妻代議士は、他にも質問主意書史に残る数々の名質問を出してきました。 本ブログの目的の一つに、これらの好・珍質問主意書をまとめて保存し、広く後世に伝えることがありますの…
今年11月ドイツにて、所謂「性同一障碍者」「性的マイノリティ」について、本人から公的な性別変更を希望する場合、役所がこれを応じるよう法改正するよう、憲法裁判所が政府に命じました。 これを受け、とりあえず時事問題は拾って内閣へリプを飛ばすことに…
今回は、少し真面目なものを一つ。最近ホットな「民泊」について、民進党(当時)辻本清美衆議院議員が、民泊の商売敵と目される日本中小ホテル旅館協同組合の声明をぶつける形での質問主意書を、今年5月に提出しました。 オリジナリティはありませんが、そ…
少し古いですが、タイトルがパワーワードな、小泉内閣時代に民主党(当時) の長妻昭代議士が提出した質問主意書をご紹介します。 「官僚のエリート度」を知るために、二十代と三十代の官僚のうち、部下の多い順から十人を教えてくれという、いや、面白いけ…
先日の米国トランプ大統領訪日は、好きなものを食べさせて、ゴルフの相手をして、宴席にリクエストのあった芸人を招き、米国製武器購入のお土産を持たせて送り出すという、「よくみろアメリカ人、これが接待だ!」のような献立だったと思います。 ゴルフでは…
先日、麻生副総理による「武装難民かもしれない。警察で対応するのか。自衛隊、防衛出動か。射殺ですか。真剣に考えなければならない」発言がありましたが、衆院だと逢坂誠二代議士か初鹿明博代議士あたりが、この手の「失言」を必ず拾って、クソリプを内閣…
はい、酷い題というか、子供電話相談室のような、十年前の福田内閣時代に提出された質問主意書です。こんなクソリプ質問主意書にも、残業して答弁書を作成している官僚がいると思うと、笑いがこみ上げてきます。 ただ、「UFO」が来たらどう対応するの?とい…
今回は少し古く、第一次安倍内閣の頃。何度も再質問を出すことで有名、ある意味質問主意書界の「レジェンド」である、鈴木宗男衆議院議員(当時)によります、「大東亜戦争って何?」「大東亜戦争って呼称を使うことは適切?」という質問主意書です。 「聞い…
先の衆議院議員選挙では、安倍総理が「国難突破解散」と銘打ちました。「総理が命名する」という慣習は必ずしも存在しなかったかとは思いますが、いろんな意味でパワーワードだったため、定着してしまいましたね。「お前が国難」という反応が大量にあったこ…
自由党の山本太郎参議院議員から、 「警察関係の仕事に就けないバックグラウンドってあるの?」 「もしあるのなら、憲法違反じゃね?」という質問主意書がありました。 長いので全文はこちらに引用しませんが、見たい方はこちらをクリックしてください。 警…
トランプ大統領が訪日前に発言した「サムライの国、日本」について、「政府として、どういう意味だと思ってるの?」「『サムライの国』は日本の外交方針なの?」「日本の核武装に繋がるの?」というような趣旨の質問主意書が、立憲民主党・逢坂誠二衆議院議…
本ブログでご紹介する、「質問主意書」とは何なのか? 立憲民主党の長妻昭衆議院議員のホームページでは、次のように解説されています。 質問主意書制度とは、国会議員が内閣に文書で質問した場合、内閣は閣議決定のうえ、回答義務を負うもの。巨大な行政機…