国会「好・珍質問主意書」

本ブログは、衆参両院に提出された質問主意書と答弁書の中から、「これは」というものを、独断と偏見で選び、面白がる目的で設立しました。

「国勢調査における同性パートナーの取扱いに関する質問主意書」国民・ 源馬謙太郎君(衆)

「同性パートナー」は地方自治体レベルでの条例制定が各地で進むなど、「流行り」のトピックスという印象があります。個人的には、兵庫県宝塚市の例は、「想像される絵面がいいな」と感じました。 さて、質問主意書ですが、基本的に法令や閣議決定で定義され…

「安倍総理らのいわゆるご飯論法による国会答弁についての認識に関する質問主意書」立民・小西洋之君(参)

第201回通常国会では、新型コロナウイルス関連の質問主意書が多く、「キャッチーなことを質問している」といえばそうですが、「まあ聞くよなあ」という感じなので、「尖った」質問は一部限られた議員以外から、あまり出なかった印象です。 さて、珍質問職人…

「二日酔いが病気であるか否かに関する質問主意書」立民・熊谷裕人君(参)

私は「持病は」と聞かれると「二日酔い」と答えることにしていますが、「二日酔いは病気なのか?」という珍質問を、前国会で立憲民主党の熊谷裕人参議院議員(埼玉県)が提出していました。 「聞いてどうするんだ」という気のする典型的なクソリプ質問主意書…

「マスクの買い占め・転売行為に対し、物価統制令、国民生活安定緊急措置法、買い占め防止法等を活用することに関する質問主意書」N国・浜田聡君(参)

私個人として最も好きな我が国の現行法は、物価統制令(昭和21年勅令第118号)です。 支那事変(本ブログにおいて所謂「日中戦争」呼称は昭和12年9月2日閣議決定「事変呼称ニ関スル件」に準拠する)中に制定された価格等統制令にかわって占領下に制定された…

「電報「不配達」の件に関する質問主意書」社会・小松幹君(衆)

今回ご紹介するのは、かなり古いですが、昭和36年池田勇人内閣の頃に日本社会党(当時)の小松幹代議士により提出された、「母が死んだという電報を受け取れなかったという人がいるけど、どうなってるんだ」という質問。 「へー、電報かあ」 「それは可哀想…

「国務大臣のやじに関する質問主意書」立民・ 熊谷裕人君(参)

ここ数日も、辻元清美代議士に対して安倍総理が「意味のない質問だよ」と野次ったことが話題になっていますが、安倍総理の野次好きは前からのこと。 昨年の第200回国会で立憲民主党所属の熊谷裕人参議院議員(埼玉)が、「国会議員の国会での発言については…

「安倍総理が「憲政の敵」であることに関する質問主意書」無所属・小西洋之君(参)

今回は前200回国会より、Twitterで「クイズ小西」との異名をとっている無所属(参院会派は立憲民主党・民友会)、小西洋之参議院議員(千葉)による、「安倍総理が「憲政の敵」であることに関する質問主意書」なるタイトル出落ち、質問でもなんでもない質問…

「元首相の訃報について中核派による不謹慎な動画が公表されたことに関する質問主意書」N国・浜田聡君(参)

今回は、とうとう出ましたNHKから国民を守る党所属、浜田聡参議院議員(全国比例)による質問主意書です。 大勲位、海軍ポリティシャンこと中曽根康弘元総理が死去。毎年憲法記念日に憲政記念館で開催される改憲集会のたびに、「おお!大勲位が動いている!…

「 反社会的勢力の定義に関する質問主意書」立民・初鹿明博君(衆)

こちらはやや旧聞となってしまいましたが前第200回国会、「反社会的勢力」の定義をめぐり、立憲民主党の初鹿明博代議士(東京16区)より提出された質問主意書。 菅官房長官による「反社会的勢力は様々な場面で使われ、定義は一義的に定まっているわけではな…

「検察の捜査を受けている者がマスメディアに向けて発言することによって捜査への支障をきたすかどうかに関する質問主意書」立民・櫻井周君

更新がしばらく止まっておりましたが、以前は「思いつきのようなアホな質問」が多かったのに対して、最近は「政府或いは与党議員の答弁が意味不明」という例が増えてきたかのように感じています。 今回紹介するのは、「公職選挙法違反や収賄容疑で捜査を受け…

官庁ノンキ節

www.youtube.com 財務官僚は偉いもんじゃそうな偉いから何でも決めれるそうな決めれば政治家は無邪気なものでそれもそうかと思うげなア呑気ダネ ベンチャーというペテン師の幻燈など見せて経済産業省の役人が規制を緩和すりゃ皆このとおり成功するんだと怪気…

「北朝鮮のスリーパーセルの活動に関する質問主意書」立民・逢坂誠二君(衆)

先日、三浦瑠麗氏の「北朝鮮スリーパーセル大阪潜入発言」が物議を醸しました。大阪には一般人を装った北朝鮮の破壊工作員が多数潜伏している、というような、まあ普通に考えてちょっとまずい発言だったわけですが、なにがまずいかといえば、「本当にそうな…

内務3兄弟

知事も出してた内務3つならんで内務解体されても内務内務3兄弟 一番上は警察(警保)一番下は国交(土木)間に挟まれ総務(地方)内務3兄弟 官僚統治の警察運輸と合併国交自治省がいちばん総務内務3兄弟 今度行革するときも役所の中心同じ枠できれば今度は外…

「JR総連系労組への浸透が指摘され続けている革マル派の現状と実態に関する質問主意書」民進・川合孝典君(参)

労働組合=左翼の隠れ蓑、という偏見を抱いている人は世に少なくないと思います。 民進党の川合孝典参議院議員(比例区)より、「JR総連系労組にはテロリストである革マル派が浸透している、取り締まるべし」という質問主意書が提出されました。 川合孝典議…

「憲法を「国の理想の姿を示すもの」とする総理の認識に関する質問主意書」立民・初鹿明博君(衆)

「どうでもいいこと」或は「こいつ、政府答弁の意味を理解していないのでは」と思わされる質問主意書を提出することで定評のある、立憲民主党の初鹿明博代議士(東京16区→比例東京)が、憲法の定義に関する質問主意書を提出しました。 これ、政府答弁を聞き…

「「町村総会」にかかる地方自治法の合憲性に関する質問主意書」立民・早稲田夕季(衆)

立憲民主党の早稲田夕季代議士(神奈川4区)より、「議会を置かず、選挙権を有する者の総会を設けることができる」って、地方自治法の「地方公共団体には(略)議会を設置する」という憲法規定と矛盾しないの?という質問がありました。たしかに、「あれ?」…

「日本の首都に関する質問主意書」立民・逢坂誠二君(衆)

この質問は、立憲民主党の逢坂誠二代議士(北海道8区)によって主意書が提出されたときから楽しみにしていたのですが、今日答弁書が公表されました。 日本の首都はどこか? 常識的に考えれば、もちろん東京です。しかし、世の中にはそれに異を唱える勢力が存…

「大学入試センター試験の「ムーミン」に関する設問に関する質問主意書」立民・初鹿明博(衆)

「それ聞いてどうするの?」 「自己完結してない?」 「ちょっと待って、それクソリプじゃない?」 「内閣(官庁)はあなたの友達じゃないよ?」 本国会でも、こう言いたくなるクソリプ質問主意書が数多く提出されています。なかでもコンスタントにクソリプ…

「職場におけるパワーハラスメントの予防・解決を求めることに関する質問主意書」立民・阿部知子君(衆)

今回は、メディアでも露出の多い立憲民主党・阿部知子代議士(神奈川12区)によります、パワハラ・セクハラ防止を求める質問主意書と答弁書をご紹介します。 なにかと喧しそう活発に活動をしている印象のある阿部代議士ですが、前国会での質問主意書提出件数…

「安倍総理の伊勢神宮参拝に関わるLINEでの発信に関する質問主意書」立民・逢坂誠二君(衆)

第196回通常国会で最初にご紹介するのは、本ブログで御馴染み、立憲民主党・逢坂誠二代議士(北海道8区)によります、「首相が年頭にお伊勢参りするのはいいんだけど、それをSNSで発信するのは伊勢神宮の宣伝であり、政教分離原則違反では」という質問で…

「台湾の実効支配に関する質問主意書」大地・鈴木宗男君(衆)

『広辞苑』で台湾が中華人民共和国の一部として取り扱われていることで、なんだか炎上していますが、一応、日本政府公式見解に関する質問主意書を数本、紹介します。 平成18年、鈴木宗男代議士が提出した、「台湾の実効支配に関する質問主意書」。「帰属」で…

「日本共産党と「破壊活動防止法」に関する質問主意書」民主(当時)・鈴木貴子君(衆)

今回は、過去のものから。平成26年に当時民主党に所属していた鈴木貴子代議士(北海道7区)が提出した、「政府は今でも日本共産党は、暴力革命をやらかす危険のある団体と認識しているのか」という質問主意書をご紹介します。 鈴木貴子代議士といえば、質問…

参議院第195回特別国会質問主意書総評

昨年末に閉会された参議院第195回特別国会では、野党議員から57本の質問主意書が内閣へ提出され、答弁書が出されました。 会派別では、民進党25本、立憲民主党14本、沖縄の風6本、日本共産党3本、社会民主党3本、自由党3本、国民の声3本。 全体的に、時事問…

衆議院第195回特別国会質問主意書総評

平成29年も、あと数時間で終わろうとしています。「国難突破解散」後の首班指名のため11月に召集された第195回特別国会も閉会され、本国会の質問主意書と答弁書も出そろっています。 年が明けると第196回通常国会が召集されるため、本国会の質問主意書が過去…

「太平洋戦争中の中華民国国民政府の性格に関する質問主意書」大地・鈴木宗男君(衆)

けっこう古い、平成19年に鈴木宗男代議士(当時)が提出した、大東亜戦争期の「中華民国」って誰よ、日本との関係はどうなの?という、最高な質問です。本当に素晴らしい。よくぞ聞いた。右紹介する。 太平洋戦争中の中華民国国民政府の性格に関する質問主意書…

「ヒロポン等の製造並びに中毒患者に関する質問主意書」日共・池田峯雄君(衆)

今回は歴史的文献、占領下にあった昭和25年に当時日本共産党の池田峯雄代議士より提出された、ヒロポンに関する質問主意書です。覚せい剤取締法施行前のこの頃、シャブは合法でした。 ヒロポン中毒、シャブ中が巷に溢れているが、これどうよ、という当たり前…

「漂着北朝鮮漁船」関連質問主意書、立民・逢坂誠二君(衆)

最近話題の、北朝鮮から漂着する木造漁船に関連した質問主意書を、おなじみ立憲民主党の逢坂誠二代議士が2本提出、答弁書が公開されました。なんだか逢坂代議士ファンサイトみたいになっていますが、質問主意書提出件数自体が多いですからね。 質問自体がい…

「 第三の性に関する再質問主意書」立民・逢坂誠二君(衆)

時事問題について内閣へ「これどうなの」とリプを飛ばしては、「質問で使用している語句の定義がわからん、以上」と回答されている立憲民主党の逢坂誠二代議士ですが、先日本ブログでも紹介した「 第三の性に関する質問主意書」については腹に据えかねたよう…

「 選挙期間中の情勢調査の公表記事に関する質問主意書」立民・初鹿明博君(衆)

質問主意書には、様々な種類があると思います。ざっと分類すると、こんな感じではないでしょうか。 1.議員がニュースを見て思ったことを内閣へリプライする「クソリプ質問」 2.議員が「そういや、これってどれくらいあるの?」と思いついたことを内閣へ…

「質問主意書の答弁書作成等に関する質問主意書」民主・長妻昭君(衆)

またまた、民主党(当時)の長妻昭代議士による過去の珍質問主意書です。いや、過去の質問主意書でここまで面白いものを発掘させていただけるあたり、もう好質問としてもいい気すらしてきます。ラジオ番組のハガキ職人的なアレだと思います。 今回ご紹介する…